
■ 正夢 ~ 夢で見たことが現実に起こる
夢が将来や未来を告げることは決して少なくありません。
実際、夢のおよそ3分の1には予知性があるとも言われています。ただし、予知性があるからといって、それがすべて正夢になるとは限りません。逆夢として現れることも多くあります。
特に、印象がはっきりしている夢、何度も繰り返し見る夢、目が覚めても内容を詳細に覚えている夢などは、正夢になりやすい傾向があるとされています。
■ 逆夢 ~ 夢で見たことと逆のことが起こる
たとえば、「受験に失敗する夢」は、典型的な逆夢です。この夢を見た人が実際には合格する、という話はよく聞かれます。
試験の合否や恋愛の行方など、大切な出来事に対しては、どんなに成功の可能性が高くても心のどこかに不安があるもの。その1%の不安が、夢の中でネガティブな形となって現れるのかもしれません。
つまり、期待が大きく、かつ不安や心配も強いときに、逆夢としてネガティブな内容が出ることがあるのです。
■ 吉夢 ~ 嬉しい出来事を予兆する夢
人生の転機や好調な変化の前には、幸運を予兆する「吉夢」を見ることがあります。
運気が上昇しているときに見やすく、パターンは人によって異なりますが、以下のような夢が吉夢とされます:
- 獲物を捕らえる夢
- いい香りを感じる夢
- 苦手な相手が味方になる夢
こうした夢を見たあとは、思いがけないチャンスや前向きな変化が訪れることがあるかもしれません。
■ 凶夢 ~ よくない出来事を予兆する夢
怖い夢を繰り返し見たり、目覚めた後に強い疲労感や不快感が残る夢は、「凶夢」と呼ばれ、警告の意味を持つことがあります。
何か引っかかるような夢、不気味な印象が強く記憶に残っている夢も、自分自身への注意喚起かもしれません。
とはいえ、凶夢を見たからといって不安になりすぎる必要はありません。
むしろそれを振り返りや行動の見直しのきっかけにすれば、よりよい方向にシフトしていけるはずです。
■ 予知夢 ~ 未来へのメッセージや警告を含む夢
夢の中には、これから起こることのヒントやメッセージが隠されている「予知夢」も存在します。
正夢の一種で、全体の3分の1以上が予知夢とも言われています。
特に印象的な「色」「数字」「言葉」などが夢に出てきた場合は、それがあなたが知りたいことのヒントになっているかもしれません。
もし、夢の中で危険な状況に遭遇し、それが強く印象に残っている場合、それは未来の「警告」である可能性があります。
同じような状況に現実で出会ったときは、少し注意深く行動してみるとよいでしょう。
■ あなたの夢にはどんな意味があるのでしょうか?
夢は、心の深い部分からのメッセージであり、ときに未来を知らせるサインでもあります。
「最近見た夢が気になって仕方がない」「あの夢には何か意味があるのでは?」
そんなときは、夢占いを参考にして、今のあなたの状態や心の声に耳を傾けてみてください。