こんな症状があったらアレルギーの可能性があるかも。
アトピー性皮膚炎
・湿疹
・かゆみ
・肌がジクジクしている
花粉症
春先から夏にかけての花粉の舞い散る時期に鼻水やくしゃみ、鼻づまりや目のかゆみ、喉のかゆみが出る
食物アレルギー
何かを食べたり、触った後に次のような症状が現れる
・蕁麻疹(じんましん)
・目の周りのかゆみやむくみ
・体のかゆみ
・喉がイガイガ・かゆみが出る
・口や唇が腫れる
・喉が締め付けられる感じがする
・くしゃみや鼻水、鼻詰まり、咳
・下痢
・嘔吐(おうと)
・気分が悪くなる
アレルギー性鼻炎
・季節に関係なく、鼻水やくしゃみ、鼻づまりがある
喘息(ぜんそく)
走ったり、ほこりや煙を吸ったり、寒暖差の激しいところに移動したときなどに咳や鼻水が出たり、呼吸がゼーゼー、ヒューヒューして苦しくなる
アレルギー性結膜炎
目が赤くなったり、かゆみが出る
アレルギーの判別方法
血液検査
血液中に含まれているアレルギーを起こす抗体(IgE)の量を調べます。
原因がはっきりしないことも
血液検査をしたからと言って原因が判明しないこともあります。
アレルギー症状はあるけれど、血液検査の結果では反応が見られなかったり、抗体がなかったということもあります。逆に血液反応や抗体は見られたが実施に症状が出ないこともあります。
ですから検査結果と症状は必ずしも一致しないということもあり得るのです。
また、血液検査で様々なものに反応が出ていて原因がどれなのか判別が難しい場合もあり、アレルギーにはまたまだ判明しきれていないこともあるのです。
パッチテスト
アレルゲンの可能性のあるものを付けたシールを皮膚に張り検査します。
シールを張り付けた後48時間が経過した後にシールをはがして赤みや腫れ具合をみてアレルギーの有無を調べます。
おもに金属やせっけんのアレルギーの検査で行われます。
皮内テスト
アレルゲンの可能性のあるものを付近だ液体を皮下に注射し15分後に確認します。赤みや腫れ具合を見てアレルギーの有無を調べます。
ブリックテスト
アレルゲンの可能性のあるものを含んだ液体を少量皮膚に垂らし、特殊な針で皮膚の表面をこすり液体をしみこませます。15分後に赤みや腫れ具合を見てアレルギーの有無を調べます。
食物負荷試験
食物アレルギーの場合は、アレルゲンの可能性のあるものを少し食べてみてアレルギー反応がるかを検査します。
アレルギーって治るものなのか
アレルギーを完治させることは難しいと言われていますが症状を抑えたりコントロールすることはできるのです。
アレルギー症状がある(アレルギー体質)場合
食べない
食物アレルギーの場合はアレルゲンになる食べ物を食べない、避けるようにする。また市販の物を買ったり、外食する場合には食品やその調理過程でつかわれているものにアレルゲンになるものが含まれていないかをしっかり確認しましょう。
触れないようにする
ラテックス(ゴム)アレルギーの場合など、触れると症状が出てしまうものには触れないように注意しましょう。
正しい薬の使い方をする
処方された薬など用法や容量をしっかり守り正しく薬を使用し、症状のコントロールに役立てましょう。
アレルギー症状が出てない場合
肌を守るケアをする
汗をかいたときには拭き取ったりシャワーなどで洗い流しましょう。また乾燥を防ぐためにもクリームを使用するなどスキンケアを行い肌を守りましょう。
清潔に保つ
肌着や衣類、布団やシーツ、枕など肌に触れるものは清潔に保ちましょう。また掃除をこまめに行い、ダニやカビなどを繁殖を抑えるようにしましょう。
規則正しい生活を送る
体力が低下することで免疫のバランスも崩しやすくなってしまいます。適度に運動を行ったり、規則正しく生活を送ることで体力低下を防ぐことがたいせつです。