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【新型コロナワクチン】3回目接種を終えて~接種を決断するまでと接種後の副反応や効果など

2019年に発生した新型コロナウイルス感染症は現在までにデルタ株、オミクロン株などウイルス変異によって形を変えて私たちの生活や健康を脅かしています。

症状は軽症から重症まで出方は様々ですが、最もよく見られる症状が風症状を伴うもので発熱、咳、倦怠感、味覚や嗅覚異常です。重篤な症状になると呼吸困難や胸痛、多臓器不全などなど命に係わる事態にもなります。

できる対策としてはマスクや手洗い、換気など基本的な感染予防が最も大事ですが2021年にはワクチンが開発され現在までに多くの人がワクチン接種を受けています。

私も先日ワクチン3回目の接種を終え副反応も経験しました。
過去3回打ちましたがどのワクチンもファイザー製のワクチンです。私の一個人の感想ですがこちらでお話ししたいと思います。

新型コロナワクチンを接種する決断をするまで~不安と葛藤

私は医療従事者のため4月下旬に1回目のワクチンを接種しました。
事前に接種するか否かの希望を職場で聞かれました。もし希望しない場合はその理由も併せて報告しなくてはいけないという旨上司から話がありました。
コロナが発生してからワクチン開発や接種可能に至るまでスピードがものすごく早く接種直後の副反応だけではなく数年後など経過が全く見えない中で接種の判断はとても悩ましいものでした。
数年前に子宮頸がんワクチンによる副反応の恐怖をメディアで見ることがあったのでそのことが頭をよぎりコロナワクチンを打つことで万が一何かあったらなど不安が強かったです。
その反面、コロナワクチンの効果があった場合仕事や生活をする上では安心材料になります。自分が感染することで周りに影響を及ぼす可能性があり、また重症化を防げる効果があるならと微かな期待もありました。
私自身、元々はコロナに限らずインフルエンザなどワクチンを打つことには消極的です。もともと備わっている体の免疫があるので休息と栄養などで体内のバランスを整えていきたいと考えていたからです。
コロナワクチンに関しては全国的に開始して間もないため副作用やワクチン効果などが噂程度でしか見耳入ってきておらず判断材料が少ない状況で申し込みの締め切りが迫るという状況でした。
結果的には打つ判断をしたのですが、職場でほぼ全員が接種希望をしたため周りに流されてしまったというのもありますが打つ直前まで正直なところ迷っていました。

ワクチン第1回目接種(2021年4月某日)

接種当日

当日、発熱もなく体調にも問題はありませんでした。
14時に接種予定でした。
インフルエンザなどの予防接種は皮下注射ですがコロナワクチンは筋肉注射です。
胃カメラの前処置でしか経験がありませんでした。
すぐに呼ばれ接種できました。
針を刺したときと薬液が注入するときのじんわりとした痛みがありましたが、接種後の痛みは特にありませんでした。
接種後のアナフィラキシーショックなどの症状は全くなく経過しました。
副反応が出たのはその日の夕方から夜にかけてからでした。接種した部位の痛みがありました。我慢できないほどの痛みではなかったので鎮痛薬を使うほどではありませんでしたが虫歯で歯が痛むようなじんわりとした激痛のようで激痛ではないような何とも言えない痛みが続きなかなか寝付くことができませんでした。腕の腫れや熱感はありませんでしたが腕が方よりも上にあげるのが辛く、接種した腕を下にして寝ると痛みがありました。

接種翌日から副反応消失まで

翌日の朝起きた時には痛みはまだ残っていましたが前日よりは軽減したような感じがありました。夕方にかけて痛みは引いて接種した2日後には完全に痛みは消失しました。その後の副作用の出現はありませんでした。

ワクチン第2回目接種(2021年5月某日)

接種当日

当日の体調も万全で第一回目と同様に14時接種予定です。
接種したときの痛みは前回と同様で接種後の痛みは持続することなく経過していました。
周りで接種した人の話を聞くと二回目接種のほうが副作用が強く表れるという話でした。倦怠感や発熱する人が多いという話もあり職場で配慮していただいて仕事の休み前日に接種することができました。

明らかな副作用が出たのは接種後およそ8時間後の22時でした。
もともと頭痛持ちでしたが薬に頼るほどの痛みまではいかない程度でした。ですがこの時は頭が割れるような耳鳴りするような激痛で耐えられず鎮痛剤を使用しました。飲み薬でしたので効果が出るまで少し時間はかかりましたが効果が出てきたくらいにようやく寝付くことができました。

接種翌日から副反応消失まで

翌日は頭痛は薬は効きましたが時間が経つと効果が薄れてまた痛みが強くなるので時間を空けて鎮痛剤を使いました。そして倦怠感(だるさ)がずっと続いて起きているのが辛く横になったり動いたりを繰り返していました。
接種後の夜から翌日にかけてが一番辛く長く感じピークでした。
接種の翌々日には体長はだいぶ回復し元通りの活動や生活ができるまでになりました。

ワクチン第3回目接種(2022年2月某日)

接種当日

接種当日の体調は問題なく今回もファイザーのワクチンを接種しました。
12時過ぎにワクチン接種しましたが、今回は針を刺す痛みや薬液を注入する痛みは全くなく気づいたら終わっていたという状態でした。
その後も体調の異変はなく夕方くらいから頭痛が少しずつ出始めた感じがありました。
頭痛と合わせて重たい、体がだるくて倦怠感が徐々に強まっていく感じもありました。
2回目の頭痛の激痛を経験したからか痛みは強かったですが鎮痛剤を使うか迷い使わずに経過しました。
そして痛みから来ているものかもしれませんが頭がぼーっとして体と頭がうまくつながないような思うように動いたり頭が働かない状態でした。
その他には節々の痛み(関節痛)が出始めて寒気がありました。
頭痛や倦怠感が著明で寝ようと布団に入っても身の置き場がない辛さやもどかしさに襲われなかなか寝付けず辛い夜でした。

接種翌日から副反応消失まで

辛い状態で遅い時間にようやく寝付くことができ朝目が覚めしたが睡眠不足や副作用による倦怠感頭痛もまだ持続していました。
そして関節痛や寒気も続いていたので熱をはあると37.4℃と微熱でした(平熱は36.5℃)。
微熱は夕方まで続きました。
頭痛や倦怠感は接種後一日半で消失しましたが、腕の痛みは翌日の夜も続き翌々日の夜に触ると少し痛い程度まで落ち着きました。

3回の接種を終えて

3回目の接種は副作用が出ないか出ても2回目よりは強い副作用は出ないとの情報を耳にしていましたが2.3回目の接種はほぼ同様の症状でした。
ワクチンの抗体がどの程度続くのか効果がどうなのかわわかりませんが、ワクチンの効果に期待しつつ体調を整えコロナに負けない体作りも併せて取り組んできたいと思います。
私の体験が何かの参考になればいいなと思います。

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