「こんな自分でいいのかな」「他の人と比べてばかりで疲れる」「もっとちゃんとしなきゃ」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
特に子育てや家事、仕事に追われる毎日を送っていると、自分を後回しにしてばかりで、気づいたら自己肯定感がガクッと下がっていた…なんてことも。
でも大丈夫。自己肯定感って、特別な才能や成功がなくても、誰でも少しずつ高めていけるものなんです。
この記事では、「難しく考えなくてもできる」「今の自分でも始められる」自己肯定感の高め方と、自分磨きの習慣について紹介します。
自己肯定感ってなに?|“根拠のない自信”でいい
自己肯定感とは、「ありのままの自分を受け入れられる感覚」のこと。
つまり、「今の自分でもまあいっか」「うまくいかないときもあるよね」って思える心の余裕のことです。
よく誤解されがちなのが、「自己肯定感が高い=自信満々で完璧な人」ってイメージ。でも実際はそうじゃない。
- 失敗しても「大丈夫、また頑張ればいい」
- 他人と比べても「私は私」って思える
- 誰かに嫌われても「それでも自分には価値がある」って思える
これこそが自己肯定感が高い状態です。
「高めなきゃ」と思うほど空回りする理由
「もっと自分を好きにならなきゃ」「ポジティブでいなきゃ」と頑張っているのに、逆にしんどくなってる人、いませんか?
それ、「高めること」が目的になってしまってるから。
自己肯定感って、がんばって引き上げるものというより、自分の内側にある感情を認めてあげることから始まるんです。
たとえば、
- 「今日、疲れた」と感じたなら、それを否定せず「よく頑張ったね」と言ってあげる
- 「なんかダメな自分だな」と思ったときも、「そんなふうに感じるのも自然だよね」と受け止める
これが、自己肯定感の“土台”になります。
自己肯定感を高めるための5つの小さな習慣
1. 「よく頑張ったね」と声に出してみる
意識的に「自分への労い」をしてあげていますか?
誰かには「ありがとう」「おつかれさま」と言えるのに、自分に言うのって意外と忘れがち。
寝る前やお風呂の中で、「今日も一日おつかれさま」「よくやったよ、自分」と声に出すだけで、心がふっと軽くなります。
頑張ったことが小さくてもOK。洗濯した、子どもを怒らなかった、それだけでも十分です。
2. 朝に「好きなこと」を5分だけやる
一日のスタートを“自分の好き”で始めると、気分の土台が安定します。
- コーヒーを丁寧に淹れる
- 好きな香りのハンドクリームを塗る
- 推しの動画を5分だけ見る
これも立派な自分磨きです。「私は私の人生を楽しんでる」っていう感覚で、自己肯定感はジワジワ上がっていきます。
3. 「やらなきゃ」を1個だけ手放す
毎日やることが多すぎて、自分にダメ出ししていませんか?
「完璧にこなさなきゃ」「ちゃんとしたママじゃなきゃ」そんな思考がぐるぐるしていたら、まずは1個手放してみましょう。
- 夕飯の手作りをやめて冷凍に頼る日があってもいい
- 洗濯物をたたむのを翌日に回してもいい
- 子どものお迎えにスッピンでも、命には関わらない
こうして「自分に優しくなる経験」を重ねることで、「これでも大丈夫だった」が増えていきます。
4. 自分の「できたノート」をつける
夜寝る前に、その日「できたこと」を3つ書くだけ。
- 朝、子どもに笑顔で「いってらっしゃい」と言えた
- 洗濯を回せた
- ネガティブなニュースをスルーできた
できなかったことじゃなく、「自分を認める習慣をつけること」が大切です。
5. 人と比べそうになったら「私は私」と唱える
SNSを見ていると、どうしても他人と自分を比べて落ち込みやすくなります。
でもそのときこそ、心の中で「私は私。他人のストーリーは他人のもの」と唱えてみてください。
たとえば、
- 「あの人の投稿、毎日キラキラして見える…」 → 「でも私の現実には私の幸せがある」
- 「自分ばっかり疲れてる…」 → 「それだけ頑張ってる証拠」
人と比べそうになったときって、自己肯定感が下がってるサイン。
だからこそ、「今の私にOKを出す」ことが大切なんです。
まとめ|“がんばらない自己肯定感”が一番効く
自己肯定感を高めるって、もっと大変で特別なことだと思っていませんでしたか?
でも本当は、自分の小さな感情や行動をちゃんと見てあげること。
「頑張ったね」「大丈夫だよ」って、自分で自分に言ってあげることなんです。
自分磨きって、見た目やスキルアップだけじゃなく、“心に優しくなる習慣”を育てることでもあると思います。
毎日じゃなくていい。完璧じゃなくていい。
少しずつでも、「自分を大切にする生き方」、始めてみませんか?
✅「もっと自分を知りたいな」「他の人はどうしてるんだろう?」と思ったら、本や動画も参考にしてみてください。
でもまずは、今日この瞬間の自分を「これでいい」と思ってあげることからで大丈夫。