ネットワークビジネスとは
ネットワークビジネスとはマルチ商法やMLM(マルチレベルマーケティング)など連鎖取引販売の総称です。
マルチ商法とは、商品やサービスを契約して組織に加入して、その次は友人や知り合いなど新規会員を勧誘して新たに加入させる流れです。
この連鎖により組織が作られ拡大する販売形式です。正式には連鎖取引販売でその通称です。
『商品が流通する』=口コミで商品やサービスを提供する販売方法です。
マルチ商法を違法と思っている人が多いですが、合法ビジネスです。
ネットワークビジネスの仕組み
ネットワークビジネスとは商品のCMなどの広告宣伝費をかけないのが特徴で会員の口コミで商品やサービスを売っていく手法のことです。
扱われる商品は幅広く消耗品(サプリメント、化粧品、洗剤などの日用品をなど)を扱う企業が多いです。こういう商品はリピートされやすく口コミでも売り上げをあげられるためだとも言われています。
会員の口コミで商品を流通させるため、広告宣伝費を削減できその分を会員へ還元し報酬とします。
ネットワークビジネスが始まった経緯
ネットワークビジネスという手法が誕生したのは150年ほど前のアメリカ乃香水店の会社がはじまりだと言われています。
その後、現在世界の最大ネットワークビジネスとして有名なアムウェイ社が誕生します。
1980年代から1890年代にかけてアムウェイやほかのネットワークビジネスが急速に拡大してきました。
現在、ネットワークビジネスの会社は国内だけでも1000社以上あると言われています。
ネットワークビジネスとねずみ講の違い
世間ではネットワークビジネスとねずみ講が同じものと認識されていることがほとんどです。
その違いが分かりにくいという声をよく聞きます。
ビジネス形態がよく似ているために間違われてしますことが多いです。
まずどちらも会員は親会員から子会員へ、その子会員から孫会員へという組織を作るという点では同じです。
では両者の違いを解説していきます。
ねずみ講とは
取り扱う商品がなく金銭を得ることを目的として人を勧誘し、マネーゲーム的なシステムを悪用した詐欺と言えます。
会員は自分のアップラインの人にお金を払い、ダウンからお金を徴収する仕組みです。
早く始めた人が儲かり、後から始めた人ほど損をするというシステムです。
法律上は違法となります。
まとめると
・金銭の流通を目的としたマネーゲーム
・製品の流通がない、あっても粗悪品である
・多額の入会金を要求される、または高額の商品を購入
・無限連鎖講防止法により禁止行為であり違法
・収入は先に始めた人が儲かる
ネットワークビジネスがねずみ講と違う点
・金銭目的ではなく、商品の流通を目的としているビジネスである。
・一般的な店舗販売と同じく商品流通が目的のビジネスである。
・特定商取引法に違反しない限り合法ビジネスである。
・産有事に関係なく利益を得ることができる。