こちらの項で体の不調と腸の関係についても触れていますがここでは肥満と食欲不振に焦点を当てて説明していきます。
肥満
原因と肥満になる経緯
①栄養過多な食生活が習慣化していることで細菌ファーミキューテスが増える。
②余分なエネルギーが増えて脂肪を取り込む量が増える。
③脂肪が過剰に吸収され肥満になる。
ファーミキューテスとは
太らせ菌と呼ばれており、この細菌グループの割合が多いほど肥満になりやすい。日和見菌の一種であるこの菌の特徴は栄養素を過剰に鳩首することである。無菌状態で生まれた赤ちゃんが初めて触れた人がこの菌を持っているとそれが感染し太りやすい体質になる可能性が出てくる可能性があるといわれています。
やせ型の人にはバクテロイデスという細菌を保菌している割合が多いため、食べても太りにくい体質になる傾向があるといわれています。
対策
・食生活を改善する。
・適度な運動を心掛ける。
・やせ菌(バクリテロイデス)を増やすために食物繊維や発酵食品を積極的に摂取する。
食欲不振
原因と食欲不振に至る経緯
①ストレスを強く感じることで過剰に交感神経が働く。また便秘や下痢によってガスが過剰に発生することで腸管神経が刺激される。
②満腹中枢が刺激され胃のふくらみが不良になる
③食欲が低下する
対策
・便秘や下痢の改善のために食生活を見直す。
・マッサージをしたり気分転換をする。