こちらの項で体の不調と腸の関係についても触れていますがここではアレルギーと感染症について触れていきたいと思います。
アレルギー
原因とアレルギーに至る経緯
①腸内細菌のバランス学科することで腸の免疫機能が低下する。これをリーキーガット症候群という。(下記参照)
②腸内環境にエラーが生じ良い物質も悪いものであると判断され病原性の細菌と認識される。
③免疫細胞の防御的反応としてアレルギー症状として現れる。
リーキーガット症候群とは
腸内環境がバランスを崩すとガスがたまりやすくなったり腸管の伸縮に負荷がかかりやすくなります。このため腸の粘膜の細胞がもろくなり細胞の結束が破壊されます。本来腸の粘膜は病原菌などが血管内に入り込まないように防御するフィルターのような役割をしますが破壊されてしまうことにより病原菌などを容易に通過しやすくなってしまいます。このようにフィルターとしての働きができなくなってしまった状態をリーキーガット症候群(漏れやすい腸)といいます。
この症候群によって肝臓がんや自己免疫疾患を引き起こしてしまう要因にもなります。免疫機能の低下に鵜より感染症やアレルギーを起こすリスクが増すというわけです。
対策
・食事や生活習慣を見直す。
・プロバイオティクスを摂取する。
・オメガ3系の油や抗酸化作用のある緑黄色野菜を積極的に摂取する。炎症を引き起こしやすいアルコール類やカフェイン、グルテンの摂取を控える。
感染症
原因と感染症を引き起こす経緯
①腸内細菌のバランスが悪化し腸管免疫機能が低下する。
②アレルギー反応の時とは真逆で病原細菌を敵として認識されない。
③免疫細胞に攻撃を受けないため病原菌が増える。
対策
・食事や生活習慣を見直し改善する。
・プロバイオティクスを摂取する。