【腸のことを知ろう】カラダの不調と腸の関係~むくみと冷え性、生理痛、肌荒れ

こちらの項で体の不調と腸の関係についても触れていますがここでは女性の悩みの種でもあるむくみと冷え性、生理痛、肌荒れについて触れていきたいと思います。

むくみと冷え性

原因とむくみと冷え性になる経緯

①運動不足や長い時間同じ姿勢を保っていることによって腸内の悪玉菌が増える。

②便秘や下痢によって腸の血流やリンパが停滞する。

③血行が悪いために手足の冷えや四肢や顔のむくみが生じる。

対策

・適度に運動する。
・マッサージを行う。
・善玉菌(プロバイオティクス)を取り入れる。

プロバイオティクスとは

口から摂取しても生きたままたどり着く善玉菌のことで、腸内細菌のエサとなります。この善玉菌によって腸内を酸性化させることで悪玉菌が育ちづらい環境を作ることができます。

生理痛

原因と生理痛になる経緯

①腸内細菌がバランスを崩すことで腸内環境が悪化することで女性ホルモンのエストロゲンが減少する。

②腸内細菌が女性ホルモン様のエクオールを生成することができない。

③月経前症候群(PMS)や更年期症状が悪化しやすくなる。

対策

・食生活を改善する。
・女性ホルモンを助けるために大豆を食べるなどしてイソフラボンを補ったりエクオールをサプリメントを摂取する。

肌荒れ

原因と肌荒れを起こす経緯

①腸内で悪玉菌が増え、フェノール類(有害物質)を作りだす。

②血流にフェノールが乗り全身へ流れ出る。

③フェノール類が肌に達すると肌荒れを起こす。

フェノール類(有害物質)とは

腸内環境が悪くなるとバランスが崩れて悪玉菌が増加してしまいます。その中にフェノール類という有害物質を作り出す細菌も増えます。これが肌に達してたまっていくと細胞に悪影響が出ます。これがくすみや乾燥の原因となることがあります。

対策

・腸内環境を整えるために食生活や普段の生活を整える。
・プロバイオティクスを摂り乳酸菌を補給する。

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